コラム

中国役入門:第0章

2020年07月29日

はい出ました中国役。私自身たまに中国役の話題に触れてはいたが、この話題を頭から始めるのには抵抗があった。と言うのも第一に数が多い。そして第二に名前が漢字だらけで覚えにくすぎる。その二点があまりにも大きすぎるので、麻雀以外の話題に手を出しさえした。しかし、冷静に考えると中国役も中国麻雀において使用されるれっきとした麻雀の話である。それならいっそここに触れた方がサイトの本題にはそぐわないではあるのだ。し、あるいは幼少期に中国語の初等教育を英語のそれよりも先に受けていた私だからこそそこまで難しいと思わずにそれら漢字の羅列すら咀嚼するに至ったのかもしれないが。

将棋の、故米長邦雄永世棋聖をご存じだろうか。私は彼の将棋が好きだ。序盤が薄いが中盤・終盤と厚みのある駒の運びで逆転したり、泥沼派とも称される粘り腰が好きだった。

とうとうこの分野に手を出してしまうのかと思わないでもないが、結局のところ物の喩えで最初に思いつくのはパチンコだし、この分野はある程度、と言うか人生のかなり重要なファクターとなってしまっている。別のギャンブルの話をするかと言われたところで、根本論として麻雀は頭脳ゲームとして一分野を構築しなおしているし、パチンコはギャンブルではなく「遊技」である。うん、技術力を競うスポーツであって、あれをギャンブルと思っている人なんt、おっと誰か来たようだ...

おっさんくさい、金持ちが書斎でレコードかけて悦に入っている、そんなイメージを持つ人は実際多いだろうとは思う。実際小難しい理論で武装する連中の多い界隈に一歩踏み出すのはそれなりの度胸がいるものだ。『興味はあるけど...』と億劫になるのも理解できる。

タイトルにも書いたが、私は根本的にオカルトという言葉が嫌いだ。デジタルの対義語はアナログだろうし、針の付いた時計をオカルト時計と呼んでいる人を見たことがない。とはいえ所謂世間一般の呼び名として、ここでも遺憾ながらオカルトと呼称することとする。

もちろん麻雀の話なんていくらでもあるのだろうしそう思うが、ふと思いつく話が今の所無いので、とりあえずJ-POPの話でもしようかなと思い立った。麻雀の話も思いついたら勿論するのでご安心下さい。箸休めなんで、麻雀以外にあってもいいじゃんね♪

基本役の疑問

2020年06月14日

皆さんにふとお聞きしたい。小三元は何翻で数えるだろうか。若者世代はそれ自体は2翻で数え、役役を別個カウントするだろうか。私も申告時は役役小三元と申告する。が、数年前に上司に「小三元は4翻なんだから役役はいらない」と言われたことがある。ハッとした。そういえばかつては小三元が4翻だったことがある。ルールブックにも4翻として記載されていた。役役の2翻は和了り時には確実に含まれるものなのだから、それを別個でカウントするのは非効率的だという理由からである。

麻雀というゲームは相手の考えを限られた情報から推理し、考察することでその摸打の進行状況や目的、待ちを読むゲームである。そのため、発言に嘘が混ざると途端に興が冷める。張ってないと言えば和了り牌は当然出るだろうし、降りたと言えば警戒はされなくなる。

改正健康増進法が施行されてから2か月が経った。飲食店では喫煙席か禁煙席かを聞かれることは無くなり、カラオケやネットカフェでもタバコは喫煙ルームへその都度移動するようになった。果てはパチンコ業界でさえ遊技中の喫煙を基本的に禁止した(基本的と言ったのは、電子タバコは可と言う例外があるため)。重度も重度の喫煙者である私としては、そんな馬鹿なと思いたくもなるが、これが意外と好評らしい。喫煙席を無くすことで飲食店ではファミリー層の集客が狙え、パチンコ屋にしても女性客の来店が増加したそうだ。あるいは空調設備のタバコの煙による劣化も防げて、案外利点は多いようだ。

麻雀が中国で生まれ、日本に伝来してから長い月日が経った。その中で多くの格言めいた言葉が発生したが、中には以前取り上げた早い立直は14索のように理論的ではないものや、何故かと聞かれれば分からないが正しいものが一定数存在する。

世の中において割と使う言葉なのに由来を意外に知らない言葉と言うものがある。黒歴史と言う言葉の元ネタはガンダムだし、テンパると言う言葉の由来は麻雀にある。

哲也-雀聖と呼ばれた男-がそもそも週刊少年マガジンで連載されてたのも冷静に考えればすごい話ではあるが、ああ言う手積み時代の麻雀マンガにはとてつもない魅力を感じる。

日本でスマートフォンが流行する前、携帯電話の機種は多種多様であった。メーカーの独自色の強い機能(極端なもので言えばSonyならPSのゲームが遊べたり、CASIOならG-SHOCKが内蔵されていたり)を売りにして、ワンセグや赤外線通信、おサイフケータイや絵文字は当たり前の土壌があった。しかし、世界に目を向けると日本の携帯はある種異質であり、日本のフィーチャーフォンを「ガラパゴスケータイ」と呼ばせるまでになった。根本的な話として、海外との通信規格の違いが、日本のメーカーによる生産を促し、独立したシステムの醸成に役立ったのは間違いない。

現在の麻雀に至るまでの過程で、日本国内でも多くの役が生まれ、そして消えていった。現在配牌を取って暗槓から嶺上を和了ると天和ないし地和はつかずツモ・嶺上からだが、かつては頭槓和と言う役が付いた。赤色の無い牌(つまりは一・三・五・六・七・九筒/一・五・七・九索/一~九萬及び中以外)で和了ると断紅和と言う役があったし、そこから派生して黒一色(248筒/東南西北のみを用いての役)や、緑一色が成立した。所謂古役と呼ばれる役である。


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